トーレス、ビセンテ・カルデロンに帰還ならず・・・

Marca
BBC sports
なんでも、先日のCLのアトレチコマルセイユ戦で、アトレチコのファンが、マルセイユの選手に向ってモンキーチャントを行い、黒人のジャーナリストにも差別的な言葉を浴びせ、警官はマルセイユのサポにバナーを外すように強要し、トレーニンググランドからスタジアムまでマルセイユのバスをエスコートすることを拒んだためバスはアトレチコのファンに襲われ、チケットを買った障害を持ったサポーターへの対策も行わず・・・とまあこんな状態だったらしく、今日UEFAが以下の罰則を発表。(UEFAは、基本的な部分で、スペイン警察のマルセイユサポへの対応も悲しんでるみたいです)*1

  • CLの次のホーム2試合、リバプール戦とPSV戦は、マドリーから200マイル離れた中立地で行う(5年以内に、さらなるトラブルがあれば3試合になることも)。
  • Aguirre 監督は、次の2試合(リバプールとのホームとアウェー2試合)タッチバンでベンチに入れず。
  • 罰金150,000ユーロ。

トーレス、ショックでしょうね・・・。ビセンテカルデロンに帰れないこともですが、愛するチームがやっちゃったことに・・・。試合に集中しなくちゃいけない時に、悲しいニュースです。


一方、イングランド代表は、2月にスペイン代表との親善試合をカペッロの希望で申し込んだんですが、スペイン側が申し出たサンチャゴ・ベルナベウでの試合を本日拒んだばかりでした。前回2004年に対戦した時に、アーシュリー・コールとショーン・ライト・フィリップスがベルナベウの観客からモンキーチャントをされたことを理由に。
そして、先日のクロアチアイングランド代表とのW杯予選でクロアチアサポにヘスキーがモンキーチャントされた時には、クロアチアの罰則は、15,000ポンドの罰金だけだったのですが、UEFAのスポークスマンWilliam Guillard氏は、クロアチアの件はFIFA、こちらはUEFAの管轄であり、doubl standards ではないと言ってます。

*1:以前から、スペイン警察との間に問題があり、2年前にセビージャでスパーズのサポが警官に殴られる事件があったみたい。goal.com