メモ 『カティンの森』監督:アンジェイ・ワイダ

岩波ホールで12月5日から
夕刊でこの映画の4つ星レビューを見て、こんな虐殺事件があったことを始めて知り、衝撃を受けた。第二次大戦中にソ連とドイツに侵略占領されたポーランド人の約4400人の将校がソ連の秘密警察によって旧ソ連領カティンで銃殺され埋められる(カティン以外も含むと約1万5000人を秘密裏に殺害)。しかし、戦後もポーランドは親ソ政権だったため、共産主義が崩壊するまで、この事件のことを語るのはタブーであり、ワイダ監督は半世紀の間映画化を熱望しやっと実現。ワイダ監督のお父さんもこの事件の被害者とのこと。