現実逃避に映画を見る

 この2人が切ないのです・・・。
レディースDayだったので、映画館に飛び込んだ私です。見たのは、2700万部売れたコミックが原作の「NANA」です。(詳しくはこちら。)

ミーハーで、どう見ても大人の映画ではありません。日本映画を見に行くのは、竹之内豊ねらいの、「冷静と情熱のあいだ」以来です(笑)。でも、いいのです。家族が買っていた原作を、私は、泣きながら読んでいたのです。
正直、期待はしていませんでした。が、映画でも思いっきり泣かせていただきました。私がコミックを読んで切なかったところ、きっちりやってくれるんですもん。今までテレビでやっててちらっと見た、小説が原作の宮尾登美子先生の「マークスの山」よりも織田裕二先生の「ホワイト・アウト」よりも、もちろんよかったです。

コミックの実写ということで、似てない・・・とか色々意見もあるみたいですが、似てなくて当たり前じゃないでしょうか。生身の人間ですから!主人公の2人の「NANA」なんて、充分だと思います。松田龍平(息子@松田優作)も、もうちょっと細かったら(お腹見てランパードを思い出したぐらいですw.顔の雰囲気が似てるのです)・・・と思いましたが、「かわいそうな生い立ちオーラ」は、他の人ならそうそう簡単には、出せなかったでしょう。

というわけで、本日よりblogの名前「シネマでポン!」にさせてください(笑)。ちょっと頭が、フットボールから逃避してます・・・。