CLファイナルを応援に行った後、ブルガリアで無実の罪で拘束されたMichael Shieldsくんに、なんと有罪で15年の刑が言い渡され、キャラはカウナス戦のゴールを彼に捧げると言ってます。

リバプール公式
前にも書いたこの事件は、CLのファイナルをブルガリア経由で見に行った18才のリバプールサポの少年Michael Shieldsくんが、帰りにブルガリアで泊まったホテルで殺人未遂の無実の罪をきせられ拘束されているというものです(友人が、事件が起こったときには、ホテルで寝ていたと証言していました)。その後、何のニュースもなかったので、無事釈放されたとばかり思っていたのですが、この火曜日カウナス戦の前に、15年間の刑で投獄されるという連絡を受けたキャラはスティーブン共々非常にショックをうけ、カウナス戦のゴールをMichaelくんに捧げると言ってます。少し長いのですが、キャラの話を。

私たちは、火曜日にそのニュースの電話連絡を受けました。しかし、裁判の間中、何が起こっているのかを、知っていました。TNSとの試合の2nd.LegにMichaelについての横断幕がありました。そして、その判決で起こったことが、火曜日の夜私たちの心の奥底にあったのです。もしも私が、カウナス戦でゴールすることが分っていたなら、私はリバプールのユニの下に、Michaelの名前を書いたTシャツを着ていたでしょう。私は、あのゴールをMichael Shields と、今間違った真相に直面している彼の家族全員に捧げたいのです。

彼が関係していない罪のために有罪とされただけでなく、現実に15年間の判決を下されたニュースを私たちが聞いた時、私たちの気持ちは落ち込んでしまいました。私自身とスティーブンとチームの地元の選手は、本当に打ちのめされました。リバプールのゲームを見に行き見知らぬ国で牢屋に入れられた彼は、私たちの一人なのです。彼は、リバプールにいるみんなと同じように、起こった出来事に錯乱状態に違いありません。彼は、私たちを応援するために、ここリトアニアにいたかもしれないのに、代わりに、収監されてしまったのです。私とスティーブンは、それが明らかに不当なことなので、彼のために胸が張り裂けるような気持ちです。

私は、ブルガリアの裁判のシステムがどのような物か知りません。しかし、願わくば、この事件について、何かできればいいのですが。私は、政府の地位の高い誰か、さらに場合によってはトニー・ブレア自身が、それに介入しMichaelの側で戦うべきなのです。なぜなら間違った事が起こっているので。罪を自白したリバプールの若者がおり、それは自分だったと認めましたが、Michael Shieldsは有罪ではないのです(ここ自信ありません)。これ以上のテロリストの活動を防ぐためにみんなが超過勤務で働いている今、その国の権利にそって行われるたくさんのことがあります。しかし、私は政府の地位の高い人の誰かが、この事件に手を貸す必要があると本当に思います。

私は今、どんなにMichaelが正しいと感じているにちがいないかを分っているふりはしません。しかし、私は私自身の子供をもって、彼の両親が、関係ないとわかっている罪のために収監された彼らの息子に、どんなに会いたいと感じているかは、想像することができるのです。もしもそれが私の子供なら、私は打ちのめされていたでしょう。けれども、私たちは希望を失ってはいません。私たちは彼が無罪だと知っており、私たちは政府の誰かがきっと正義を成し遂げるために関与してくれるだろうと固く信じています。

ブルガリア経由でトルコへ行ったのは、そんなに裕福な人たちじゃないようです。キャラもスティーブンも他人事じゃないのでしょう。一刻も早く、解決するように祈るばかりです。