モーターサイクル・ダイアリーズ

vamosmoro2005-10-02

公式HP
今日やっとDVDで見れました。'映画界のアイマール'ことガエル・ガルシア・ベルナルが出ており、評判も良さそうだったので見たいなと思っていたのです。
映画は、とってもよかったです。「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、エルネスト・ゲバラ(以前アンリが、彼の顔をプリントしたTシャツを着てましたが)の『The Motorcycle Diaries』(邦訳『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』を原作にしているので、南米各地をバイクと徒歩で巡るドキュメンタリーのようなものです。色恋もほとんど出てこない・・・。でも、本当によかったです。
最初、チェ・ゲバラ役のガエルは、裕福な家庭に生まれた病弱で軟弱な医学生という風情でした。それが、映画が終わる頃には、後にカストロと出会ってキューバに革命を起こすことを自然に思えるぐらいに顔の表情が変わりました。う〜ん、こんな重大な試合の前に、ひと言書きたいという映画だったのです。涙もろい私は、途中でホロっときましたが、ストーリーは淡々と進んでいきます。でも、後味はかなりいいです。

これからガエルの映画、見てみようかなと思ってます。彼の出演作というだけで見る価値のある俳優さんのような気がするので(笑)。おじゃましてるオレンジチームサポさんが、「アマロ神父の罪」の感想を書かれてましたが、禁断の神父役・・・見ないと!(笑)。 この映画を借りる時に隣にあった「チェ・ゲバラ&カストロ」は、「モーター〜」より先に作られた映画だったのですね。あんまり評判良くなさそうですが、キューバのことも良く知らないので見てみようかな。

で、製作総指揮が、ロバート・レッドフォード。彼の関係する映画は、ほんとに景色がきれいで絵画のよう。「モンタナの風に抱かれて」(監督作品)をクリスティン・スコット・トーマスにひかれて見たのですが、期待してなかったのに今回のようにあまりにも美しかったです。