[cinema]ブーリン家の姉妹(The Other Boleyn Girl:英)

vamosmoro2009-10-14

ツタヤの半額チケットがあったので、連休中に見ました。イギリスのヘンリー8世の2番目の妻アン・ブーリンエリザベス1世の母)と妹のメアリー・ブーリン(この人もヘンリーの子供を生んでいる)の実話に基づく歴史劇。ぱっと見で借りたのですが、予想以上に面白かったです。ヘンリー8世ローマ・カトリック教会と決別し、英国国教会を設立するくだりがよくわかる。いやあ、歴史はすごいですねぇ。ドロドロなんだもん。創作が入ってるにしても、ヘンリー8世には6人お妃がいたわけで、この映画とそんなに隔たりがあるとは思えないですし、事実はこれ以上だったのかもとも思う。そして、ナタリー・ポートマンはホントに美人ですねぇ。ヘンリー役のエリック・バナも、そんなに好きな男優さんじゃないけど、いい味だしてはりました。スカーレット・ヨハンソンは、顔のイメージ通りの役でした(笑;)。見ごたえありました。

あと、借りようと思った『アメリ』が貸し出し中で、『プラダを着た悪魔』と『生きてこそ(Alive)』も一緒にレンタル(半額やし。爆)。『プラダを着た悪魔』は、メリル・ストリープとファッション業界というのが、今まで見た役柄からあんまり結びつかなかったのですが、あまりにも上手くて、見る価値ありました(笑)。
『生きてこそ(Alive)』は、本当に起こったウルグアイ空軍機571便遭難事故が題材で、アンデスの山中に墜落した45人の内16人が食料も途絶えた中仲間の遺体を食して生き延び、内2人が険しい山を10日間かけて下りチリ領に到達し救助を求め、72日後に救援機で助けられるというドキュメンタリー映画。救出後、遭難の苦難より人肉食に注意が向けられた事は想像に難くなく、救出された後も色々抱えて生きてこられたんだろうな・・・と思ってしまう映画でした。